サステナブルなテイクアウト?環境に配慮したエコ容器を選ぼう!

エコ

飲食店のみなさん、テイクアウトやお持ち帰りメニューやっていますか?
コロナ禍で新しく始められたお店もあるかと思います。

今回は、環境に配慮した地球に優しいエコなテイクアウト容器について。

使い捨てのエコ容器って環境に優しいだけじゃなく、見た目もおしゃれでSNS映えすると評判です。

どうせ使うなら環境に配慮した容器を使いたいな!
見た目もナチュラルで素敵だね~

たた
たた

環境問題に取り組む姿勢のアピールもできるしね!

環境問題への意識が高まる一方で、エコ容器への関心も高まっています。

そこで、テイクアウトに使えるエコ容器を深堀りしていきたいと思います!

・エコ容器には、どんな種類があるの?
・エコ容器は、どうエコなの?
・エコ容器を選ぶメリットは?

詳しく順番に解説していきます!

エコ容器に使われる素材の種類

まずは、素材の種類を紹介していきます。

紙・パルプ

エコ容器としての紙製品は「FSC認証」の紙であることが前提。森林破壊になっては本末転倒です。きちんと森林管理されている木を使用している証が必要です。

バガス

サトウキビの搾りカスから作られた植物繊維質。バガスは紙の原料ともなりますが、木を使わない天然のパルプです。

竹の繊維を原料とする容器。成長が早い竹は、埋めると土に還る生分解性があるので、循環が可能。「究極のエコ素材」とも言われています。

ユーカリ

ユーカリを原料に植物由来のパルプに加工したエコ素材。
見た目はバガスとよく似ていますね。また、竹と同じ土に還る生分解性があるので、こちらも循環が可能な素材です。

ファルカタ

広葉樹の一種。ファルカタ材は成長が早いのでエコ素材と言われています。柔らかく裂けにくいのが特徴。マメ科の植物に分類されるので実は木ではなくて草らしい。

ポプラ

ポプラの木が原料です。ポプラも成長が早く、焼却する時の二酸化炭素の排出量が少ない点でもエコ素材とされています。色が白く、軽くて丈夫な素材です。

パームヤシ

パームヤシの実から油を採った後に残る「ヤシカサ」が原料。ヤシカサはほとんどが廃棄されていましたが、パルプに加工され有効活用されています。

バイオマスプラスチック

バイオマスの主原料は、植物由来のトウモロコシやサトウキビなどです。CO2の排出を抑制し、原材料の植物が育成過程で光合成によりCO2を吸収することでカーボンニュートラル性のあるエコ素材として利用されています。

以上が、主なエコ素材です。

他にも、石灰石を含む新しいエコなプラスチックが出てきていたり、SDGsにおける「つくる責任」を負う、各製造メーカーさんも力を入れ取り組んでいますね。

エコ容器の種類って思ってた以上に多いんだね~

たた
たた

次は、エコ容器が、どうエコに繋がっているのか解説するよ!

エコ素材を使った容器が実際に気になった方は、
「シモジマオンライン」さんのショップをチェックしてみて下さい。
様々なエコ素材を採用した容器が揃っていて、参考にしやすいと思います。

包装用品・店舗用品の総合通販サイト|シモジマオンラインショップ

たた
たた

エコでおしゃれな容器もたくさんありますよ!

エコ容器は、どうエコなの?

エコ容器が環境にどう優しいか、わかるようでわからない方、多いんじゃないでしょうか?

かくいう自分も、「エコ容器=可燃ゴミとして出せる」ぐらいにしか最初は思っていませんでした。

なぜ、テイクアウト容器が環境と関係があるの?

たた
たた

1番の理由は「脱プラスチック」との関係だね!

ここでも、SDGsにある地球環境発展の為「つくる責任、つかう責任」が問われます。

環境に配慮したエコ素材の容器を提供することも、環境問題への取り組みの1つ。

それが、タイトルにある「サステナブルなテイクアウト」と題した理由です。

テイクアウトが、地球環境にどう関係しているのかを意識することでお店のイメージアップにもなります。

エコ容器が、どうエコなのか? 知っておいて損はありません。 見ていきましょう!

たた
たた

わかりやすいよう簡単に説明していくよ!

プラスチックごみの削減

石油由来のプラスチックごみは、海洋汚染、土壌汚染、大気汚染の原因となっています。

海の生き物達への悪影響や、有害なマイクロプラスチックとなって間接的に私達に還ってきます。

エコ容器は、深刻であるプラスチックごみ削減に大きく貢献できると言えます。

限りある資源を守る

化石資源(石油など)を使って生成されるプラスチック。

限りある天然資源が枯渇してしまっては一大事。

プラスチックを使わないエコ容器にかえることで、自動的に天然資源の保護に繋がります。

地球温暖化防止

プラスチックの原料となる石油などの化石燃料は、焼却時に大気中にCO2を放出します。

地球温暖化の原因に、温室効果ガス(主にCO2)が影響していることは皆さんもご存じの通りです。

エコ素材の中には、焼却時のCO2排出量が、もともと少ない素材もあります。

また、原料が植物由来であれば、その植物が成長する過程でCO2を吸収します。

いわゆる、カーボンニュートラル。 吸収したCO2と排出するCO2がプラマイ0になること。

プラスチックは、作る時、焼却する時、両方でCO2を排出します。排出するだけ。

化石燃料を使わないことで、CO2の排出量を減らし、地球温暖化防止に一役買うというわけです。

サステナブルな素材であること

サステナブルとは、「持続可能な~」という意味です。

エコ容器の素材は、天然資源を枯渇させたり、地球環境を破壊することのない素材です。

人や生き物、環境に悪影響を及ぼすプラスチックとは違い、ずっと使い続けていけると言えます。

サステナブルな素材を使った、サステナブルな容器を使うことは、地球環境の保護になります。


エコ容器、いい仕事するじゃん!

たた
たた

出来ることから1つずつだね!

  • エコとは、エコロジーの「エコ」、地球環境に負荷をかけず、自然環境を保護すること。
  • エコ容器は、環境に悪影響を及ぼすプラスチックごみを削減するための代替容器。
  • エコ容器にシフトしていく流れは、「脱プラスチック」を掲げる全世界の取り組み。
  • エコ容器を選んで使うことは、地球環境保護のために私達でも取り組めることの1つ。

エコ容器を選ぶメリット

環境問題に一役買うエコ容器ですが、環境問題に対する意識は人によって違います。

何を選ぶかは人それぞれ。 立場によっても意識はかわります。

次は、テイクアウトを提供するお店側の立場から見る、エコ容器を選ぶメリットです。

お店のイメージアップになる!

環境問題がメディアでも大きく取り上げられ、生産者、消費者、共に意識も高まっています。

ぼくもお客様に「プラスチック製品はもうなくなっていくんだろ?」と聞かれたり。

レジ袋の有料化から始まり「脱プラスチック」に向けて、皆さんの覚悟もあると思います。

バイオマス配合のレジ袋、木製や紙製のカトラリー、バガスを使ったテイクアウト容器、

「お、ちゃんと環境のことを考えたモノを使ってるな~」と感じたことありませんか?

逆に、プラスチック製品の過剰包装を見て、「ここまで必要か?」と思ったことは?

今や環境問題に取り組む姿勢は、お店の信用や信頼に繋がります。

意識が高い消費者の方にとっても、安心して消費することができます。

「ここのお店、ちゃんと環境に配慮してて感じが良かったですよ~」なんて発信もあるかも。

たた
たた

特に若い世代の消費者は環境問題に対する意識が高い傾向にあるそうです

エコであり、おしゃれである!

自然の素材をそのまま使ったエコ容器は、プラスチックと違い、色も材質もナチュラルです。

プラスチックにはない風合いが、おしゃれでかわいい感じ。

インスタグラムなどのSNSでも、見映えが良いので若い世代からも人気です。

料理には見た目も大切ですよね。 容器選びの重要なポイントとも言えますね。

たた
たた

今はクラフトの人気が高いですよ!

新しいチャンスがあるかも!?

1つ例え話なんですが、スーパーで買う野菜、安全性を確認して使っていますか?

恐らく、使った農薬や育った環境のことまで気にして購入される方は少ないはず。

でも、安心して食べてますよね? それはなぜでしょうか?

それは、購入したスーパーや直売所さんを信頼しているからではないでしょうか?

または、自分の目利きもあります。 見た目でも判断ができます。

あそこのお店の品物は、いつも品質の良い物が揃っているから安心だということ。

自分のお店や会社にも置き換えることができます。

これからは増々、環境問題への意識は高まる一方だと思います。

環境への配慮がきちんとできているお店だと認識してもらえることでイメージアップを図り

また、その信頼と信用を元に新しいビジネスチャンスが生まれるやもしれません。

たた
たた

食に対する安心感や信頼は必要不可欠ですもんね

エシカル消費者に向けてアピールできる

「エシカル消費」という言葉があるのをご存じですか?

消費者庁にはこうあります。

消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと。

2015年9月に国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)の17のゴールのうち、特にゴール12に関連する取組です。

消費者庁 エシカル消費とは

一般消費者の社会的課題には、環境問題が含まれ、環境に良い物を消費する動きがあります。

エシカル消費を心掛けている人は、環境に悪影響を与える物を消費しようとはしません。

そして、エシカル消費を意識して活動する一般消費者は、年々増加傾向にあります。

いずれエシカル消費が当たり前になっても、応援してもらえるような会社やお店であるよう、つくる側の責任も果たしていく必要がありますね。

たた
たた

個人個人が自ら行動する時代になってきたと言えますね

補足:補助金の対象となることも

エコ容器の魅力をここまでお伝えしてきましたが、残念なことにコストがかかります。

プラスチック容器よりも価格は高いのです。

そこで、エコ容器への切り替えに対する補助金を出している自治体もあります。

各地域の補助金内容を1度調べてみてはどうでしょうか?

国や各都道府県、自治体も環境問題、とりわけSDGsへの取り組みに力を入れていることがわかります。

それほどまでに地球環境への問題は深刻だということですね。

たた
たた

新しい取り組みへの後押しがあるのはありがたいこと

まとめ:未来のために

エコ容器の話なのか、環境問題の話なのか、ウェイトが半々になりましたが(笑

それだけエコ容器と環境問題が密接していることが調べてよくわかりました。

1人1人の意識改革も必要だと思います。

できることから1つずつ取り組んでいきましょう。 お互いにです。

ぼくにも、売る側の責任があると思っています。

お客様の意識改革も含め、エコ素材を使った商品を優先してお勧めしていきたいと思います。

たた
たた

みんなで頑張っていきましょう!

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